母との別れ ストレスから鬱状態 食欲も無く 言葉も少なくの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
岩手県 55才女性
震災後、母との別れなど、これまで家庭を切り盛りしてきた私が食欲も無く、言葉も少なくなり、おかしいと思ったら鬱状態になりました。
一番、驚いたのは主人で、引きこもりがちの私を車でドライブに誘ってくれ、気分がすぐれるよう気を使ってくれましたが、なかなか改善しないので、日頃お世話になっている漢方の先生に相談しました。
先生から震災から3年、是まで家事と復興のお仕事で心身ともに消耗し、中医学(漢方)的には、体を構成する基礎となる「気血津液」の不足や循環不良が起き、ストレスから鬱状態になる中医学のメカニズムを教えて頂きました。
先生から提案された漢方薬と氣血津液の不足や循環をよくする、食養生を始めると、体も暖まり気分も良くなり散歩など外に出歩きたくなりました。
主人からも、これまで遠洋漁業で家庭を任せていたが、一緒に生活出来るので無理をしないで行こうと話されました。
漢方はバランスの医学と言われ、陰陽五行、気血津液、精と言う、体を構成する独特の仕組みがあり、このバランスが崩れると身体に変化が起き、いろいろな症状が現れます。
毎日の旬の食材を中医学(漢方)的に応用した食養生は、未病(予防医学)の原点です。
漢方薬も病気を予防や治療に使いますが、食養生と合わせて「漢方養生」をお勧めします。
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